今更ながらDockerについて学んでみる

2023年6月5日

はじめに

今更ですが、Dockerについて色々勉強したので、まとめていきます。

仮想化について

仮想化といっても色々種類があるようです。

  • ホスト型
  • ハイパーバイザー型
  • コンテナ型

ホスト型について

  • ホストOS上に仮想化ソフトをインストールして動かします。
  • 仮想環境上にOSをインストールしてアプリケーションを動かします。

例: VMware Workstation Player、VirtualBox

ハイパーバイザー型について

  • マシン全体を仮想環境にして動かします。
  • 仮想環境上にOSをインストールしてアプリケーションを動かします。

例: VMware ESXi、 Hyper-V

コンテナ型について

  • ホストOS上でコンテナを動かします。
  • ホストOS上のカーネルを使用してアプリケーションを動かします。

例: Docker

見てるだけだとわからないので、とりあえず使ってみる

いくつか選択肢があるみたいなので、一応記載します。

  • Docker for Windows (Windows 10 Pro, Enterprise, Education)
  • Docker Toolbox
  • VirtualBox + Vagrant + Docker

今回は3番目の「VirtualBox + Vagrant + Docker」でいきます。(そもそも1番目はHyper Vが使えるPro以上の環境しか出来ないんで、無理です)

環境構築

VirtualBox + Vagrant + Docker で構築していきます。

VirtualBoxのインストール

VirtualBoxをインストールします。 ここのサイトからダウンロードしてインストールします。(今回はインストール済なので割愛します)

Vagrantのインストール

Vagrantをインストールします。 ここのサイトからダウンロードします。

インストール説明は別記事を参照してください。

Vargrantのプラグインをインストール

Vargrantのプラグインをインストールします。

  • vargrant-vbguest
  • vagrant-vbox-snapshot

vargrant-vbguestをインストール

自分の環境の VirtualBox のバージョンと Box にインストールされている Guest Addition のバージョンが違う場合に、VirtualBox のバージョンに合わせて最新化してくれるというものです。

vagrant plugin install vagrant-vbguest

vagrant-vbox-snapshotをインストール

VirtualBox上でスナップショットを取得するのですが、コマンドライン上でスナップショットを取得することができます。

vagrant plugin install vagrant-vbox-snapshot

VagrantでVMを設定

別記事にて、説明してますのでそちらを参照してください。

Dockerをインストール

Vargrantには自動でソフトウェアをインストールするprovisionerがあるので、vargrantfileにprovisionerの設定を記載してDockerの自動インストールを行う。

config.vm.provision "docker"

provisionerを読み込みを行います。

vagrant provision
インストール完了

vargrant sshでVMにログインして、以下のコマンドでDockerのプロセスを確認します。

sudo service docker status
起動されているのがわかります

Dockerのインストールまでは完了しました。次回からDockerのコマンドや細かい設定について学んでいきたいと思います。